Media Article

不動産会社・投資家向け家具一括調達ガイド【複数物件対応】

2026.07.29

不動産会社が家具付き物件・モデルルームの家具調達で抱える3つの課題

建売分譲住宅リビング全体

建売・分譲住宅を手がける不動産会社の担当者から、こうした声をよく聞きます。「家具付き物件で差別化したいが、家具選びに時間を取られている」「複数物件を同時に手がけているのに、統一感のある家具が揃えられない」「営業担当者が家具選びまで抱え込んでしまい、本来の営業活動に支障が出ている」——。

こうした悩みには、共通する3つの課題があります。

課題①営業担当者が自分で家具店に行き、選定・搬入・組立まで対応している
実際に、建売業者の営業担当者が自らニトリやIKEAなどの家具小売店に出向き、選定から搬入・組立まで対応していたというケースがあります。この方法は初期コストを抑えられる一方、家具選定そのものに時間がかかる上、搬入・組立を自分たちで行う手間、さらに個別に手配することで納品タイミングがバラバラになりやすいという課題を抱えていました。営業活動や接客に充てるべき時間が、家具の手配作業に奪われてしまうのは大きな機会損失です。

課題②複数物件・複数棟を同時に手がける際、統一感と納期管理が難しい
同一分譲地内で複数棟を同時に販売する場合、物件ごとに個別発注していると、家具の統一感がなくなったり、内覧会の日程に納品が間に合わなかったりするリスクが高まります。

課題③コーディネートの専門知識がないまま家具付き物件を企画してしまう
家具付き物件は「暮らしのイメージを見せる」ことが成約率に直結しますが、不動産会社の担当者はインテリアコーディネートの専門家ではないケースがほとんどです。デザインの一貫性がないまま家具を選んでしまうと、せっかくの物件の魅力が伝わりにくくなってしまいます。

家具調達を業者に依頼する3つのメリット

家具調達イメージ
  • 窓口の一本化——選定から配送、開梱・設置までを一社に任せられ、営業担当者の負担が大幅に減る
  • コーディネート提案力の活用——インテリアスタイル別にあらかじめ用意されたセットプランを活用することで、選定作業自体が効率化される
  • 複数物件への同時対応——同一分譲地・複数エリアの物件を並行して手配することも可能

実際に、インテリアスタイル別(北欧スタイル、ナチュラルスタイル、シンプルモダンなど)のセットプランを顧客ごとに用意した事例もあり、あらかじめプラン化しておくことで選定作業が効率化されました。家具単体の提案にとどまらず、カーテンやラグを含めたトータルコーディネートまで一括で相談できるかどうかも、業者選びの実用的なポイントになります。

業者選びで失敗しない5つのチェックポイント

業者選びチェックリスト
チェックポイント 確認すべき内容
①メーカーネットワークの幅広さ 物件のグレード・ターゲット層に合わせて価格帯を選べるか
②コーディネート提案力・実績 スタイル別の提案パターンを持っているか、カーテン・ラグまで含めた提案ができるか
③複数棟・複数物件への対応力 同一分譲地内での複数棟同時対応の実績
④納期・在庫対応力 内覧会・引き渡しスケジュールに合わせた納品ができるか
⑤条件変更への柔軟な対応 発注後に予算やグレードが変わった場合、迅速に再提案できるか

①メーカーネットワークの幅広さ

取り扱いメーカーが1社だけの業者では、価格帯の選択肢がどうしても限られます。物件のグレード・ターゲット層に応じて、非常に安価な価格帯から高価格帯まで幅広い商品を提案できるかどうかは、複数メーカーとのネットワークを持っているかどうかで大きく変わります。

②コーディネート提案力・実績

スタイル別のセットプランを持っている業者であれば、コンセプトを伝えるだけでスムーズに提案を受けられます。実際に、建売の営業担当者が顧客からインテリアコーディネートを依頼された際、それに応じた家具提案を行い、採用された事例もあります。

③複数棟・複数物件への対応力

同一分譲地内の複数棟に同時対応した実績がある業者であれば、棟ごとの統一感を保ちながら、スケジュール管理も一元化できます。

④納期・在庫対応力

納期は在庫状況によって異なります。自社倉庫に在庫がある商品であれば10日ほど、メーカー取り寄せが必要な商品であれば2週間程度が目安です。内覧会や引き渡しの日程が決まっている場合は、早めに相談することでスケジュールの調整がしやすくなります。

⑤条件変更への柔軟な対応

発注後に予算やグレードなど条件が変わることは珍しくありません。その都度、提案商品を迅速に入れ替えて見積もりを再提出できる体制があるかどうかは、実際に取引を始めてみないと分かりにくい部分でもあります。

家具付き物件で差別化を図る際の考え方

家具付き物件イメージ

家具付き物件は、購入検討者にとって「入居してすぐに暮らし始められる」という分かりやすい価値になります。ただし、どんな家具でも良いわけではなく、物件のコンセプト・ターゲット層に合ったコーディネートができているかどうかが、印象を大きく左右します。あらかじめスタイル別にセットプランを用意しておくことで、物件ごとの企画にも取り入れやすくなります。

展示した家具が販売収益につながる——建売の「家具セット販売」

家具付き建売住宅の内覧シーン

モデルハウスや建売住宅に設置した家具について、内覧に訪れた購入検討者から「この家具も一緒に譲ってほしい」という要望が出ることがあります。建売住宅の販売現場では、こうした要望を受けて家具も含めた提案を行い、住宅と家具をセットで契約に至るケースが少なくありません。

この進め方には、購入者側と売主側の双方に利点があります。

購入者にとっての価値
家具を含めた総額で住宅ローンを申し込む進め方が取られるケースがあります。その場合、購入者は家具の費用を住宅ローンと同じ返済期間で分割することになり、入居時にまとまった出費が発生しにくくなります。加えて、入居後すぐに生活を始められる、部屋に合うサイズの家具を選び直す手間がかからない、といった実務的な利点もあります。共働き世帯や初めて住宅を購入する層にとっては、特に分かりやすい価値になります。

売主にとっての価値
展示のために用意した家具が、そのまま販売収益につながります。家具費用を「販売が終われば残らない展示コスト」ではなく、「物件とともに販売できる在庫」として捉え直せる点が、事業計画上の大きな違いです。次の物件へ転用するか、そのまま引き渡すかを案件ごとに選べる状態になります。

この観点を踏まえると、展示用の家具を選ぶ段階から「そのまま購入者に引き渡すことになっても違和感のない構成か」を意識しておくと、後の判断がしやすくなります。物件のターゲット層に合ったスタイルで揃えておくことは、内覧時の印象を高めるだけでなく、セット販売を提案しやすくすることにもつながります。

大川家具が不動産会社の家具調達で選ばれる理由

家具調達の商品相談・カタログ確認イメージ

大川家具は昭和28年の創業から73年、家具の総合卸売業として国内外154社以上のメーカーと取引してきた会社です。大阪本社・東京事業部・大川事業部(福岡)の3拠点体制で全国対応しており、154社以上のメーカーネットワークを活かすことで、非常に安価な価格帯から高価格帯まで幅広い予算に対応できる点が強みです。

また、発注後に予算やグレードなど条件が変わった場合も、迅速に提案商品を入れ替えて見積もりを再提出する体制を整えており、複数棟の同時展開にも対応してきた実績があります。

よくある質問(FAQ)

FAQ

Q1. 1棟だけでも家具調達を依頼できますか?

A. はい、1棟からでも対応しております。まずはお気軽にご相談ください。

Q2. 顧客からインテリアコーディネートを頼まれた場合、相談できますか?

A. ご相談いただけます。営業担当者の方が顧客からコーディネートを依頼された際に、それに応じた家具提案を行い、採用いただいた実績もございます。ただし、ご依頼が重なる時期にはご提案までにお時間をいただくことや、ご希望に沿いかねる場合もございます。日程に余裕をもってご相談いただけますと、より柔軟にご対応しやすくなります。

Q3. 複数棟・複数物件への同時対応はできますか?

A. 同一分譲地内での複数棟同時対応の実績がございます。物件数・スケジュールに応じてご提案いたしますので、ご相談ください。

Q4. 納品後に家具の初期不良が見つかった場合、どう対応してもらえますか?

A. 交換対応いたします。対応にかかる期間は在庫状況によって異なりますが、目安として1〜2週間程度をお考えください。

Q5. 見積もりから納品までどのくらいかかりますか?

A. 在庫状況によって異なります。自社倉庫に在庫がある商品であれば10日ほど、メーカー取り寄せが必要な商品であれば2週間程度が目安です。内覧会・引き渡しの予定日から逆算して早めにご相談ください。

関連記事

モデルハウス・モデルルーム向けの家具調達については、モデルハウス・モデルルーム向け家具の一括調達をご覧ください。

まとめ

大川家具問い合わせイメージ

不動産会社にとって、家具付き物件・モデルルームの家具調達は成約率を左右する重要な要素のひとつです。本記事のポイントを整理します。

  • 営業担当者が自分で家具を選定・搬入する手間、複数棟対応の難しさ、コーディネートの専門知識がないという3つの課題は一括調達業者への依頼で解消できる
  • 業者選びは、メーカーネットワークの幅広さ・コーディネート提案力・複数棟対応力・納期対応力・条件変更への柔軟性の5点で確認する
  • あらかじめスタイル別のセットプランを活用することで、物件企画への取り入れがスムーズになる
  • 展示した家具は購入者へそのまま引き渡すケースもあり、家具費用は「展示コスト」ではなく「物件とともに販売できる在庫」として捉えられる

1棟から始める案件も、複数棟を同時展開する案件も、家具調達の考え方は共通しています。物件数・ご予算・希望納期をお知らせいただくと、スムーズにご案内できます。

無料相談・お見積もりはこちら

※本記事に記載の費用・納期に関する情報は一般的な目安です。実際の内容は仕様・搬入条件・時期・発注数量によって異なります。正確な内容は必ずお見積もりをご取得ください。
※住宅ローンの取り扱いは金融機関・ローン商品によって異なります。家具を含めた借り入れの可否については、各金融機関にご確認ください。

お問い合わせ